こんばんは!
昨日は大阪の図書館で一日勉強してました。
図書館で作業することが割りと多いのですが、今回少し大きな図書館でみっちり作業しました。
図書館に行くと必ずチェックしているのが「返却された本棚」。
この棚はその日のうちに返却された本が溜まっており、現在進行系で興味を持たれている本や人気で貸切状態の本もチェックが出来るんです。
それで、本日は「自分の怒りタイプを知ってコントロールする初めてのアンガーマネジメント実践ブック」を読みました。これがなかなかいい本だったのでご紹介します。
私や友人も対戦ゲームをプレイしている時についつい冷静さを失うことがあり、怒りをコントロールする術は今後必須だなぁと思い、またX上の怒りのコメントを見ると2024年はアンガーマネジメントで差が生まれる年だと感じておりました。その矢先にこちらの本に出会いました。
この本には怒りのタイプを下記6タイプに分けており、簡単なQ&Aで自分あるいは他人のタイプを知ることができます。これが中々当てはまるのです。
- 公明正大
<長所>
自分の信念に向かってまっすぐ進む。誘惑に惑わされず、冷静に物事を考える
<短所>
周囲から気難しいと思われがち
自分の力以上の仕事を背負い込んでしまう
<怒りの癖>
間違っていると思うことを他人がしていると必要以上に介入してしまう
- 博学多才
<長所>
論理的合理的で明快な判断ができる。神経が細やかで礼儀礼節をわきまえ、パーフェクトな自分を目指す完璧主義者。向上心があり学ぶことに前向きで自分を高めていく事ができる。
<短所>
優柔不断が許せず判断力に欠ける人や曖昧な態度をとる人を受け入れるのが得意ではない。何事も白黒つける傾向あり自分と価値観の合わない人にストレスを感じやすいので意見の合う人ばかり付き合う
<怒りの癖>
はっきりしないことにイライラする。判断が遅かったり曖昧な考え方をする。
- 威風堂々
<長所>
どんな状況でも気圧されることなく自分らしくしていられる。行動力があり面倒見もいいリーダー。
<短所>
自信過剰、自己中心。他人をコントロールすることに罪悪感ない。低い評価をされると意固地になってしまう。
<怒りの癖>
プライドが高いため、邪険に扱われたり軽く扱われたりすると腹を立てる。自分で自分を評価できる一方で他人からの評価を気にしてしまう。
- 外柔内剛
<長所>
うちに秘めた強い気持ちを柔らかな雰囲気で包み込んでいる。自分の頭で考え、判断することが大切。責任感があり自主性も強い
<短所>
どうしても譲れないが事があるのでそれが弱みになることもある根拠のない思い込みを抱えてしまう
<怒りの癖>
穏やかに見られることが多いため人から色々なことを無遠慮に頼まれてしまうことが多く、それがストレスになる。自分できめた自分ルールを尊重するので、気に要らないことを渋々やろうとすると、非常に強いフラストレーションが貯まる。
- 用心堅固
<長所>
頭の回転が早く、人を見る目に長けており、複雑な人間関係を読み解く策略家。要領がよく、誰に対しても如才ない振る舞いをする。常に視聴でじっくり考えて行動するので負ける勝負はしない。周囲の目上の人に安心感を与える。
<短所>
用心深くて心を開きにくく、人を簡単に信用することができない臆病さがある。
自己評価が低く、周りからの批判を過敏に受け止めるところがあるためなかなか一歩を踏み出せない。
<怒りの癖>
簡単には心を開かないかわりに「あの人はXXだ」とレッテル貼りをする傾向がある。必要以上に悲観的にあり、自分を悲劇の主人公にすることもある。
- 天真爛漫
<長所>
あらゆる物事に可能性を見出し、目標達成を目指すパワフルな人話すことが得意で大勢の前でも一対一の説得でも自分の意見を漏れなく伝えることができる。議論も大好きで意見が違う人と言葉を戦わせることで互いにより深い理解や成長につながると考えている。
<短所>
相手の感情を考慮するのは苦手。自己主張が強く、行き過ぎると独裁者タイプになる。権威・権力にあこがれがあり、主張が通らないと大きなフラストレーションを抱えてしまう。
<怒りの癖>
自己主張が強いので自分の主張が言えない、通らない場面に直面すると大きなストレスやフラストレーションがたまる。
自分の意見に従わない人に対して強気な態度で説得したり、大声で恫喝して無理やり従わせたり、後先考えず行動してトラブルを引き起こす。
私は博学多才と用心堅固が同じくらいの点数でした。怒りのポイントがピタリと当たっており驚きました。
この本にはさらに、怒りの具体的な抑え方や、上司/部下/友人/恋人がこのタイプだった場合にどう対応すべきかを具体的に書いています。実践できそうなヒントがありますので興味がある人は読んでみてください。(Kindle unlimited対象でした)
こうした怒りのパターンって創作するキャラクターの設定やブログなどの想定読者設定にも役立ちますし、SNSで怒っている人を分析することで自分を冷静させることもできます。
SNSが荒れそうな2024年に個人的な注目スキルです!